鬼滅の刃 1~23巻(吾峠呼世晴著 集英社)
少年漫画は何十年も読んでいませんでしたが、ある評論家が現在の若者について評するときに、鬼滅の刃について言及(良い意味で)していましたので、読んでみました。若者にいろいろなことを教える、よく考えられた素晴らしい作品だと思いました。登場人物の心に残った台詞を書き残しておきます。
『・・・生殺与奪の権を他人に握らせるな‼・・弱者には何の権利も選択肢もない。ことごとく力でねじ伏せられるのみ‼・・鬼どもがお前の意思や願いを尊重してくれると思うなよ。
・・・怒れ 許せないという強く純粋な怒りは手足を動かすための揺るぎない原動力になる
・・・お前はそれでいい 一つできれば万々歳だ 一つのことしかできないならそれを極め抜け 極限の極限まで磨け
・・・自分にできなくても必ず他の誰かが引き継いでくれる 次につなぐための努力をしなきゃならない 君にできなくても君の子供や孫ならできるかもしれないだろう?
・・・永遠というのは人の想いだ 人の想いこそが永遠であり不滅なんだよ
・・・私たちはそれ程大そうなものではない 長い長い人の歴史のほんの一欠けら 私たちの才覚を凌ぐ者が今この瞬間にも産声を上げている 彼らがまた同じ場所まで辿り着くだろう 何の心配もいらぬ 私たちはいつでも安心して人生の幕を引けば良い 浮きたつような気持ちになりませぬか いつか これから生まれてくる子供たちが 私たちを越えてさらなる高みへと上りつめてゆくんだ』
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