くたばれパヨク (千葉麗子著 青林堂)
前から気になっていた著者の作品です。だいたい予想していた内容でしたが、まあ面白かったです。
『全てがそうとは言いませんが、自分が一番、何もかもを自分にという文化が在日にはあるように思います。在日というより朝鮮半島、特に韓国の文化なのかもしれません。
・・・私は自身の体験から、パヨクをおおむね三つのカテゴリーに分類しています。一つは環境パヨク。・・もう一つは人権パヨク。・・あとの一つは、いま最も熱い反戦パヨクです。反戦パヨクはパヨクのハイブリッドといいますか、総集編的な感じがあります。・・いずれのパヨクにも共通している特徴は、それが正しいと信じて突き進む純粋な者、それを利用する者、そしておこぼれをもらおうとする者がいることです。
・・環境パヨクは一番オーソドックスで、いちおうお花畑が多いのではないでしょうか。・・・本来環境パヨクはどこかのんびりしたところがあり、言っていることはともかく、攻撃性はあまりなかったのではないでしょうか。
・・・パヨクお得意の内ゲバ、仲間のリンチ事件を起こしたのも人権パヨクです。
・・・別に脅すつもりはないのですが、ただ軽率にパヨクに染まってしまうと、文字通り一生を棒に振ることになりかねないということを自覚してほしいと思います。・・パヨクをやっていること、パヨクであったことが採用担当者にいい印象を与えないことは確かでしょう。
・・・活動が盛り上がると、寄付金も驚くほど集まります。・・そこから活動費だけでなく、メンバーの交通費や食費なども出ていたこともあります。そればかりかカンパで生活をしていた者までいたのは前著「さよならパヨク」でもお伝えした通りです。いくら任意の団体であるからといっても、支援者が「何に使ってくれてもいい」と言ったとしても、そこには節度が必要であり、一円たりとも無駄遣いしてはならないという気持ちでいることが大切です。・・政治団体の届け出をしたSEALDsは、結局解散しましたが、会計報告はどうなったのでしょうか。
・・・昨日まで担ぎ上げていた相手でも、邪魔になればこき下ろす。これもパヨクの一面とよくよくご理解ください。時には流血の事件に発展することさえあります。
・・・山岳ベース事件をはじめとするかつて日本を震撼させた一連のリンチ殺人事件も根底に共産主義があるとのことです。共産主義に染まると従来の価値観や文化を一切否定するようになり、行き着く先は自分為敵対するものはすべて抹殺ということになりやすいそうです。
・・・パヨクは保守系の市民活動への参加者の個人情報を流すなどの嫌がらせを繰り返してきましたが、それによって保守派の市民運動をつぶすどころか、見事に返り討ちに遭う形になってしまった感じがします。
・・パヨクのデモで先頭に立っている高齢者も当然ですが、かつては若者でした。70年安保くらいの世代なら、男は長髪、女はミニスカートで、肩を組んでフォークソングを歌い、共に「安保反対」を叫んだことでしょう。恋が芽生えたこともあったかもしれません。しかしそれから40数年を経て、肉体も衰えてきているというのに、街頭でこぶしを上げ、まだ戦っているつもりなのでしょう。もちろん当時の若者の大半は、左翼から足を洗い、社会人となり、家庭も持ち、年代からしても幸せな老後を送っていると思います。しかしそこから取り残されたといいますか、左翼から足を洗わず、現在のパヨクと一緒に活動している高齢者の人々を見ると痛々しく思います。』
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