雑誌記事から (「民共共闘で消滅する民進党」 屋山太郎氏 「VOICE 平成28年7月号」)
近い将来への備忘録です。
『イタリアのケースではっきりしたのは、共産党が民主集中制を外すと、いずれはタダの政党になってしまうことだ。イタリアの政党事情について、日本共産党にも専門家がいる。志位委員長は、政権をとるつもりなら党名を「変えたらどうか」としばしばいわれてきた。志位氏がつねに「変えない」と答えてきたのは、変えればいずれ”赤の他人”に党を乗っ取られるとわかっているからなのだろう。
・・かつて前原代表は党の三原則の一つとして「連合から若干の距離を置く」と宣言して、大反発を招いた。以来、民主党内では、連合批判はタブー視されている。連合は選挙のたびにひも付き候補を立て、今回は12人。・・今の姿では民進党は永久に連合に隷属することになる。共産党も、”共産党系組合”を抱えているが、組合に党が振り回されることはない。
・・自民党の中にも公明党と付き合って「防衛は大丈夫なのか」という声が多いが、公明批判はタブーなのである。』
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