最強の勉強法 吉田たかよし著 PHP文庫
本日も勉強方法関連の書籍です。この本にも独学のヒントが多数記されていました。私が参考にしようと思った事項は次のとおりです。
○自分(著者)は年齢を重ねるごとに勉強の能率が上がってきた。
○不可能とは諦めが作り出した幻想に過ぎない、チャレンジを楽しむことさえできれば夢は必ず叶う、やりたいことは何でもやる、だからこそ人生は面白い。自己を開放してこそ能力は最大限に引き出すことができる
○効率のよい暗記方法 視覚・聴覚・皮膚感覚などをフル稼働させるとともに心を自由にし、イメージを膨らませて記憶に定着させるべき
○知りたいという欲求が湧いたとき・・・物事を最も覚えやすい → どんどんわき道へ逸れよ。関心を持った事項はその日のうちに確実にマスターするべし
○知識・・・自分のものにさえすれば、10倍にも20倍にも役立てることができる。何らかの疑問を持ちその答えを自分なりに考えてみる→理解深まり、感覚も鋭くなる
○ユニークな発想を心がけるとき・・・一見遠回りに見える、しかし結局は記憶も長持ち
○人間の脳・・・情報のインプットとアウトプットがバランスよく行われてこそうまく働く
もし休憩が取れない場合・・・せめて背伸びをすることを勧める。勉強の合間のテレビゲームは医学的には賛成できない
○腹式呼吸・・・副交感神経を活発にする効果あり
○効率よく勉強するには、いかによいライバルを作るかが大切・・・インターネットを利用すればよい
○新聞・・・まずは紙面全体を眺め、時代背景をつかむ
○部分的にはありふれていても、組み合わせがユニークであれば、全体としては独創的なものになる。文科系と理科系学習の組み合わせは、もっとも時代から求められておりお勧め。専門馬鹿は役に立たない。上流から下流まですべてを見渡せる能力が必要
副業の勉強はよい気分転換になる。学習は根性でやるものではない。楽しく、興味深く、効率的にやるべき。やりたいときにやりたい勉強をするのが最も効率的。
○本棚を分けて知識の混線を防ぐの一策
勉強の時間はいくらでも転がっている。要は熱意と工夫。ただし、TPOにあわせたテクニックも必要
○食事・・・よくかんで食べれば、消化不良を防げる。脳へ送られる血液量が増える。かむ運動が脳に刺激を与え、脳内ホルモンが増える
○脳を活発な状態に保つ方法・・・光によって目覚める。(10分後に保険として目覚まし時計をかける)
○記憶したいことは、映像に置き換える。思い出すときは映像を頭の中にイメージし、それを翻訳して単語にする。映像は標準的、典型的なものがベスト ・短期の記憶・・・海馬で一時的に情報保持、長期の記憶・・・記憶を整理したうえで大脳に移す→しっかり眠ることが必要(レム睡眠 脳活発で夢を見る状態)
○本を最初から最後まで読む・・・読むことが自己目的化する危険性あり。学習効率を上げる目的の場合にはそぐわない
○内容が頭に定着しない・・・全体の中での位置づけがわからないままに次々と情報をインプットするため
○読書の前にその本の全体像を描く・・・目次を読む、1ページあたり3秒で程度のペースで一通りぱらぱらめくり軽く目を通す。下見によって必要な部分が見えたら重要と思える部分だけ熟読
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ブリックス株式会社
http://www.j-brix.co.jp/publication/
投稿: ブリックス株式会社 | 2011年11月18日 (金) 17時41分